本作は「裏切り/支配/屈辱/寝取られ」を扱うフィクションです。刺激の強いテーマが苦手な方は閲覧をお控えください。
僕の名前は、みずき。
一ヶ月前、人生でいちばん大事だった人を失った。
静かな部屋で、時計の針だけが律儀に進む。スマホを開けば、あの日のメッセージがまだ残っている。消せない。消せるわけがない。
――亜里沙。
僕の“せっかち”が、全部壊してしまったんだ、と何度も何度も言い聞かせていた。
回想:幸せだった日々

少し前までの僕は、普通に笑っていた。カフェの向かい側には、いつも亜里沙がいて、他愛ない話に声を弾ませて。
「今日はまた一段とせっかちで激しいのね。でも、みずきが逝ってる顔、キレイで好きだよ♡
もっと逝かせたくなっちゃう♡
みずきの弱点、乳首と雑魚ちんぽの同時責めで…堕として、あ・げ・る♡」」
冗談めかしたその言葉の奥に、彼女の“本音”が混ざっていたことに、僕は気づくのが遅かった。
それでも亜里沙は僕の隣にいてくれた。笑って、許して、頷いてくれた。だから僕は、勝手に信じてしまったんだ。環境が変わっても、心は変わらないって。
別れ:届いた“動画”

数ヶ月が経ち、お互い忙しくなって、連絡の頻度は少しずつ減った。そんなある日、久しぶりに届いた通知。
――動画?
再生ボタンを押した瞬間、見慣れた声と、知らない息遣いが流れ込んだ。画面の向こうで亜里沙は、僕が見たことのない表情をしていた。
動画が止まったあと、メッセージだけが妙に鮮明だった。
「ごめん、みずき。新しい恋人ができちゃった。せっかちじゃない、私を満足させてくれる恋人。だから……ごめんね」
涙はすぐには出なかった。ただ、全身から力が抜けていく感覚だけが、じわじわ広がっていった。
救い:幼馴染の栞里

インターホンが鳴った。ドアの向こうに立っていたのは、幼馴染の栞里だった。差し入れ袋を提げて、気を遣った明るさと、少しだけ心配の混じった目をして。
彼女は、必要以上に問い詰めなかった。泣きたいなら泣いていい、話したくないなら黙っていていい、と。
その優しさに、僕は抗えなかった。肩に置かれた手の温度が、子どもの頃の記憶を連れてくる。
「みずきのせっかち、私、嫌いじゃないよ」
責めるのではなく、肯定するように彼女は言った。だからこそ、胸の奥に引っかかった。
その夜から、僕と栞里の距離は、もう元には戻らなくなった。
提案:せっかちサロン
「ねえ、みずき。“ドミネーション体質”に生まれ変わってみる?」
彼女は、当然みたいな顔で言った。早くて困っている殿方を“育ててくれる場所”があるのだと。
――せっかちサロン。
変われるかもしれない。取り戻せるかもしれない。何より、誰かに認めてもらえるかもしれない。
変化:訓練と自信

扉を叩いた僕を迎えたのは、落ち着いた声のセラピストだった。丁寧なカウンセリング。呼吸、緊張、意識の置き方。焦らす技術と引くタイミング。
「皆さん、最初はとんでもなく”せっかち”なんですけど
少しずつトレーニングを積み重ね、呼吸の仕方、筋肉の和らげ方を覚えていって
最終的にはドミネーションおちんぽになっていくんですよ♡
私たちは、自信を取り戻していくお手伝いをさせていただくだけなんです」
鏡に映る自分の目つきが、少しだけ変わった気がした。亜里沙を、もう一度――いや、“今度こそ”支配する。その日のために。
再会:真実と敗北

久しぶりに会う約束をした。カフェに現れた亜里沙は、前より少し大人っぽく見えた。
「俺、変わったんだ。もう前みたいな“せっかち”じゃない」
その言葉に、彼女の目が一瞬揺れた――ように見えた、その時。
「ごめーん、待たせた?」
現れたのは、栞里だった。二人は自然に目を合わせ、笑い合う。
「“新しい恋人”、覚えてる?……それね、栞里なの」
心臓の中身を素手で握りつぶされたみたいだった。僕はうまく頷くこともできないまま、二人に“静かな場所”へ連れていかれた。
そこでは、言葉と視線が、逃げ道を塞ぐように絡みついてくる。成果発表だと笑いながら、二人は僕の“弱点”を確かめるみたいに追い詰めていった。
「ほら、まだせっかち…手加減してあげたのに、全然変わってないじゃん」
「“このままだと、ずっと寂しいままなんだろうな”って。
だから……“わからせてやりたい”って思ったの。
みずきにも、一回くらい痛い目見ればいいって。」
そして告げられる。亜里沙の怒りは本物だったこと。けれど、“どこをどう刺せば一番深くまで届くか”を考えたのは――栞里だったこと。
優しい顔のまま、残酷に笑う。僕が一番深く落ちる瞬間を、誰より近くで見たいのだと。
支配:救済のふりをした鎖

栞里は、亜里沙に“結果”を受け取らせると言った。裏切りは一回やったら戻れない、と。
「みずき?亜里沙のこんな顔、見たことある?
亜里沙ってホントはこんなメスの顔するんだよ?
目を逸らしちゃダメ。亜里沙の最後の姿をちゃんと目に焼き付けておくんだよ。」
「ほら、亜里沙。ちゃんとみづきの目を見ながら謝りなさい。
ダメでしょ、勝手にイッたら。
亜里沙はメスの顔を晒して惨めに、みづきに謝りながら堕ちていきなさい。」
どれくらい時間が経ったのか、わからない。栞里は今度は僕の方を向き直り、同じ腕で、同じ声で、まるで守るみたいに抱き寄せた。
「もう誰にも、あなたを勝手に捨てさせない。壊すなら私が一番上手にやる。最後は私が守ってあげる」

甘い言葉で、逃げ道をひとつずつ塞がれていく。安心と恐さが、同じ重さで胸に沈んでいった。
「ふふ、みずき、私のこと好きになってくれるの?可愛い。亜里沙のことも忘れようとしてるんだ。
そうだよね。私と一緒だったら、みずきはず〜っと幸せで、せっかちでいてもいいんだよ?
こうやって好きなだけ、精子ぶちまけて、雑魚堕ちしてていいんだからさ。」
こうして僕は、救われるふりをしながら、栞里の支配の中へ、もっと深く落ちていった。
エピローグ:DM
あの日から、僕はまた部屋に引きこもるようになった。せっかちサロンで得た自信も、全部、砂になって崩れた気がした。
通知が鳴る。差出人は――せっかちサロン。
「“ドミネーション体質への本格開発コース”のご案内です。前回のコース、最後までお疲れさまでした。よろしければ、次のステージへ進みませんか?」
裏切られても、負けても、それでも僕のどこかは、まだ変わりたいと願っている。
「……どうせ、また弄ばれるだけかもしれない。でも……今度こそ」
“本物のドミネーション”を、この手で掴む。
そう呟きながら、まだ栞里の声が恋しい自分が、いちばんいやだった。
―――End

用語メモ
- せっかち:早漏(早く反応しやすい体質)
- ドミネーション:支配・征服のニュアンス
- せっかちサロン:早漏改善サロンの通称
登場人物
- みずき:せっかちに翻弄される本作の主人公
- 亜里沙:みずきの学生時代からの恋人
- 栞 里:みずきの幼馴染で亜里沙の友人
この物語は、早く反応してしまう殿方向けのフィクションストーリーです。実在の人物・団体とは関係ありません。
みずきさんのように、”せっかち”が原因で追い詰められてしまう殿方は少なくありません。ただ少し、他の人より感度が良すぎるだけなのに…。
せっかちサロンでは、早く高ぶってしまうクセの整理、呼吸・力の抜き方・意識の置き方の練習、挑発に押し流されない、やさしい境界線の引き方を、サディスティックに見抜きつつも、ちゃんとやさしく整えていきます。
- 「みずきさんみたいに、弄ばれるだけじゃない自分になりたい」
- 「ドミネーションおちんぽになってリベンジしてやりたい」
- 「射精しやすい自覚があって、人知れず焦っている」
そう思った殿方は、よかったらせっかちサロンのご紹介ページからカウンセリング内容を覗いてみてくださいね。あなたの“せっかち悲劇”も、支配されるだけの弱点から、上手にコントロールできる敏感さへと少しずつ変えていけますから、ご安心ください。






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